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発信時間：2020-07-24 15:16:01 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

　フランスのパリ及び各地で、自転車が人気商品になっている。地下鉄の混雑回避、感染リスクの回避、都市の自転車専用レーンの増設、自転車購入の補助金支給などを受け、この徒歩の代わりになる伝統的なツールを選択するフランス人が増えている。これにより遠く離れた中国自転車メーカーが実益を手にしている。フランスのTVチャンネル「フランス2」が伝えた。

 

　浙江省の自転車生産工場で、3本の生産ラインが毎日4000台の自転車を生産する。これらの製品は世界各地に輸出される。同社を経営する唐氏によると、受注量は2月以降に倍増している。同社の従業員は現在600人以上で、さらに拡大を続ける需要を満たすため人材を募集している。唐氏によると、新型コロナ発生後に減産もしくはリストラが懸念されていたが、今や商売が「不思議なほど好調」になるとは想定外だったという。「これは誠に喜ばしいことだ」同社の従業員は現在、毎日8時間・毎週6日間働いている。月収は400-600ユーロ。忙しく働いていた女性従業員は「自動車がよく売れて喜んでいる。今や職を失う恐れがなく、収入も十分で安定している」と述べた。

 

　世界の自転車市場における中国の「覇権」は絶対に揺らがない。目下、世界の自動車部品の9割以上、完成品の5割以上が中国製だ。唐氏が見せてくれたある自転車は躍動感あふれるデザインで、今年すでに3万台以上も売れている。中国全体を見ると、自転車産業の発展は「爆発的」と形容できる。今年の年初から現在まで、中国で新設された自転車関連企業は5万社余りで、前年同期比で41.08％増となった。中国からフランスに輸出される自転車は6倍に増加した。

　｢中国網日本語版(チャイナネット)｣2020年7月24日

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