中国医薬集団総公司中国生物の最新情報によると、北京生物製品研究所が開発した新型コロナウイルス不活化ワクチン生産ラインが国家関連部門のバイオ安全共同検査に合格し、稼働条件を満たした。同生産ラインはすでにコロナワクチン生産許可を取得した。
紹介によると、中国医薬集団総公司中国生物は感染症との戦いで、診断、治療、予防という三つの方面から着手し、急速かつ携帯可能なPCR検出キット、回復患者の血漿治療法、免疫グロブリン及び不活化ワクチンなどの世界をリードする重要かつ革新的な成果を上げた。また、北京と武漢の2つの生物製品研究所にハイレベルのバイオ安全生産施設を設立した。
検査に合格した北京ハイレベル生物安全生産施設は、世界初、また最大のコロナ不活化ワクチン生産ラインである。
中国武漢生物製品研究所ハイレベル生物安全施設及び付属の実験室は7月1日に完成し、7月末に使用条件を満たした。同研究所は世界で唯一のハイレベル生物安全研究開発実験室と生産施設を一体化した生物製品研究・開発・生産部門でもある。2つの研究所の生産ラインの稼働後、中国生物は年間2.2億本のワクチン生産量を保障できる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2020年8月6日