デジタル化で便利になる生活

デジタル化で便利になる生活。

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発信時間:2020-08-30 09:00:00 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

   生地を焼き、卵を加え、ソースを入れ、包み、2分ほどで美味しい煎餅菓子が出来上がった。


   アシスタントが画面をチェックし、煎餅菓子を保温ロッカーに入れ、その1分後に地下鉄駅から出てきた李さんは携帯電話でスキャンして朝食を受け取った。


   ここは「盒小馬」上海1号店で、上海黄浦区のショッピングセンターの地下2階、地下鉄13号線世博会博物館駅の出入口にある。朝食店と保温ロッカーを組み合わせ、その場で購入でき、ネットでも注文できる。


   降車前に注文し、到着してすぐに受け取ることができ、あたたかい。このような新たな朝食スタイルを体験した李さんは、「非常に便利で、少し朝寝坊しても、出来たての朝食が食べられる」と話す。「インターネットサイト+朝食サービス」などの新たなスタイルは、上海の「朝食プロジェクト」のグレードアップを後押ししている。


   朝10時、雨。生鮮食品ECサイト「叮咚買菜」生鮮倉庫の責任者の李偉さんは、2分おきにシステムの画面をチェックする。これはデジタルマップで、「現在地」を中心に、3キロ圏内に200カ所以上のスポットがびっしりと表示されている。


  「青いのは配達中、黄色いのは次の時間帯に配達するもの、紅いのは遅れが出ているもの」。昼食の時間が近づき注文が増え、李偉さんは注文の配達状況を確認し、運営を管理している。11人の仕分け作業員が慌ただしく作業し、17人の配達員が雨の中を走る。


  「こんにちは。雨が強いため、野菜の配達が5分ほど遅れます」。配達員は29分で配達するというサイトの約束を守れないことに気がつき、注文者に電話で状況を説明した。「大丈夫です、気をつけて」と、長寧区金菊コミュニティに住む陳さんは答えた。


   陳さんは常連客で、新型コロナウイルス感染症の流行により、友人のアドバイスで野菜をネット購入するようになった。最初は不安だったが、一度注文してから常連客になった。


   上海には優れたECサイト企業が集っている。さらに、大手サイトと利用者の多さを生かすため、上海は「上海クラウドショッピング」ブランドの構築に取り組んでいる。


「中国網日本語版(チャイナネット)」 2020年8月30日

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