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発信時間：2020-09-06 09:00:00 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

   文化観光部はこのほど、「オンライン旅行経営サービス管理暫定規定」を発表した。同規定は10月1日から正式に実施され、オンライン旅行サイトの不合理な低価格観光、ビッグデータの違法利用などの不正経営行為を規範化する。

   同規定は中国国内でインターネットを通して観光客に旅行サービスおよび交通、宿泊、食事、観光、娯楽などのサービスを提供する経営者を対象としている。

   文化観光部の担当者によると、同規定はここ数年の社会で注目される問題、市場管理の課題、業界発展の障碍に対し、オンライン旅行分野の規範の不足を補う。

   規定によると、旅行サイトに登録される文字、写真、動画などの内容の審査を強化し、情報の安全性を守る。そのほか、サイト経営者の身分、資質、質量基準、信用レベルなどの情報の信ぴょう性を検査・記録し、定期的に更新する。

   オンライン旅行経営者は、旅行者の評価の権利を保障し、旅行者のサービスに対する口コミの削除や、代わりに書き込むまたは強制するといった行為をしてはならない。また、旅行者の評価を保存し、一般公開する必要がある。

   そのほか、オンライン旅行経営者は旅行者の個人情報の安全を保護し、ビッグデータなどの技術手段の違法利用、消費記録や旅行傾向などに基づく不公平な取引条件の設定、旅行者の合法的権利の妨害をしてはならない。

   オンライン観光経営者が同規定に違反し、不合理な低価格観光に取引の機会を提供した場合、3万元以下の罰金を課せられる。

   同規定は、観光再開の支援に関する内容を追加し、オンライン観光経営者の目的地の普及、チケットの予約と入場者の管理などの面の積極的な作用を促進する。

「中国網日本語版（チャイナネット）」　2020年9月6日

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