上海大学、「Sサイズ」が学生から好評

上海大学、「Sサイズ」が学生から好評。

タグ:食べ残しゼロ

発信時間:2020-09-11 11:23:29 | チャイナネット | 編集者にメールを送る


 飲食店や食堂が効率的かつ合理的に「食べ残しゼロ」キャンペーンを推進するにはどうするべきだろうか。上海大学の食堂で最近試験的に始まった「Sサイズ」が、検索ランキングで上位に入っている。この量が少ない料理は学生から広く歓迎されている。


 上海大学の総務課の責任者である梁亮氏によると、同校は昨年より「源からの節約」を開始した。当時の上海では、ゴミ分別の社会の気運が高まっていた。同校は調査により食堂の生ゴミが多いことを知り、学生の間でリサーチを行い、学生との座談会を開いた。多くの学生からは、食堂の料理の量が1種類しかなく、少食の学生が食べきれない場合は捨てるしかないとの声が寄せられた。また料理が口に合わないとの意見もあった。


 梁氏によると、上海大学は昨年の下半期から益新食堂で「Sサイズ」を試験的に提供した。食堂のランニングコストを考え、一般的なサイズの料理の半額よりもやや上の価格設定になった。これは学生からも広く受け入れられた。「少食でも無駄にならず、食べ切れる人でも別の料理を楽しめ、価格も高くない」新学期が始まると、上海大学は「Sサイズ」を全国の20の食堂に広げ、試験的に提供した。またご飯を少なめに提供し、おかわりは自由という方法を初めて採用した。「Sサイズ」の種類や量は食堂によって異なるが、今後は徐々に全面的に広げていく。


 「Sサイズ」が提供されると、学生から好評を博した。「この人に優しい、合理的な食事を提唱する」「Sサイズは実用的で、食べ残しを回避でき、小食の人にとっては朗報だ。学校の外への普及を心から願う」といった意見が出た。


「中国網日本語版(チャイナネット)」 2020年9月11日

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