米国小児科学会のデータによると、12日までに米国の100万人以上の児童が、新型コロナウイルスのPCR検査を受け陽性反応を示している。児童の感染者が最近急増している。
米国小児科学会は16日、「新型コロナウイルス流行から今月12日にかけて、米国の103万9464人の児童が陽性反応を示している。12日までの1週間内で、米国の新たに1万1946人の児童が感染しており、1週間では過去最多となった」と発表した。
米国小児科学会のプレジデントのSally Goza氏は「これは衝撃的で悲惨なデータだ。麻疹ワクチンと小児麻痺ワクチンが誕生してから、ウイルスの市中感染がこのように急激に拡大したことはない」と述べた。
米国小児科学会は米国政府に、感染拡大を防止しその他の関連問題を解消するべく、直ちに新たな国家戦略を実施するよう呼びかけた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2020年11月18日