11月24日、国務院新聞弁公室は「消費貧困者支援が貧困脱却の実現に助力」と題した記者会見を開いた。国家発展改革委員会の郭蘭峰副秘書長は記者会見で、今年1〜10月の消費貧困者支援の規模は3300億元を超え、2019年通年の2倍になったと紹介した。今年に入り、各部門は真剣に取り組み資金を投入し、生産、流通、消費の各部分を繋ぎ、政府、企業、社会各方面の力を調和し、消費による貧困者支援を順調に進めている。
郭蘭峰副秘書長によると、消費による貧困者支援は各方面で大きな効果を上げている。
まず、政策システムが徐々に整備されている。一連の政策ファイルを印刷・実施し、消費による貧困者支援作業に手引きを提供した。
次に、方式を絶えず革新し、効果を高めた。各方面はツールの革新、調和のとれたサービスを強化し、指向性調達、調達の代わりに寄付、調達の代わりに支援などのモデルが登場し、消費による貧困者支援の規模の増加を後押しした。郭蘭峰副秘書長は、統計によると、2019年初めから現在までに、直接調達または販売支援を行なった貧困地区の特色農産品は約5000億元だと話した。
さらに、全社会が消費による貧困者支援に参加する雰囲気が形成された。国家発展改革委員会と関係部門は、江蘇蘇州と陝西延安で2回にわたり全国消費貧困者支援フォーラムを開催した。今年9月、国務院貧困者支援弁公室、国家発展改革委員会、関係部門は協力し、全国消費貧困者支援月間イベントを共催した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2020年11月29日