中国国務院新聞弁公室が3日に開いた記者会見で、第13次五カ年計画(2016‐20年)期間中の貧困者を立地条件の良い場所へ移転させる支援措置任務が既に完了したことが発表された。貧困者登録されている約960万人全員が新居に移転した。約960万人のうち、都市部に移転した人は約500万人、農村部に移転した人は約460万人となっている。人民日報が報じた。
第13次五カ年計画期間中、中国全土で実施された貧困者を立地条件の良い場所へ移転させる支援措置のために資金約6000億元(1元は約15.9円)が投じられ、建設された集中移転先は約3万5000ヶ所。うち、都市部の移転先が5000ヶ所、農村部の移転先が約3万ヶ所。それら移転先に建設された住宅は約266万軒で、総建築面積は2億1000万平方メートル。1軒当たり80.6平方メートルの計算となる。それに合わせて建設、または改築された小中高校は約6100校、病院・コミュニティ衛生サービスセンターは約1万2000ヶ所、高齢者向けサービス施設は約3400ヶ所、文化活動を実施する場所は約4万ヶ所となっている。(編集KN)
「人民網日本語版」2020年12月5日