新型コロナウイルスの感染拡大が続く中東地域で、一部の国々がワクチン接種の準備作業を開始しています。
サウジアラビア食品医薬品局(SFDA)は10日、ドイツのビオンテック(BioNTech)社と米ファイザー(Pfizer)社が共同開発したワクチンの登録を承認しました。これは、サウジアラビアの衛生部門が同ワクチンを輸入し、接種できるようになったことを意味します。
イスラエル政府報道弁公室は9日、米ファイザー社が納入した最初のワクチンが同日イスラエルに到着したと発表しました。ネタニヤフ首相はこの日、国内でのワクチン接種を27日に開始し、一日あたり6万人分のワクチンを提供することを明らかにしました。
クウェート政府衛生部門は10日、年末までにワクチンを導入し、大部分の市民と外国人の住民にワクチン接種サービスを提供するとの意向を発表しました。
「中国国際放送局日本語版」2020年12月12日