教育部は先ほど記者会見を開き、第13次五カ年計画期間(2016−20年)の体育、労働教育などの強化の関連状況を紹介した。教育部体育衛生・芸術教育司の王登峰司長は、次のように述べた。
全国各地の各校では現在、学生体質健康記録がつけられている。教育部はこれまですべての学校に対して、学生の体質健康の観測を毎年実施するよう求めていた。また教育部は毎年、各地から報告されたデータのチェックを行っており、チェックの人数が毎年20万人以上にのぼっている。
同時に中学高校の学業水準テストに体育が収められている。全国各地は現在すでに体育中学校学業水準テストを全面的に推進している。中学校学業水準テストにおける体育の点数には比較的大きな開きがあるが、すでにフルカバーを実現している。つまりすべての地方が中学校学業水準テストに体育を導入しており、その点数は30−100点となっている。教育部は最近、各地から次々と報告を受けている。来年より圧倒的多数の省が体育の点数を増やし、かつ大幅に増やす。
大学入学試験の「強基計画」も明確に、「強基計画」に基づき受験生を募集する大学に対して、受験生の体育の追加テストを行うよう求めている。昨年の状況を見ると、各大学は非常に上手くやっている。今年は感染症の影響で行われなくなったが、これは体育と大学受験を結びつける最も直接的な例と言える。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2020年12月15日