中国国家鉄路集団有限公司の発表によると、このほど時速250キロメートルのCR300型「復興号」(新型高速列車)の研究開発が終了し、間もなく杭深、連鎮、貴広、南広、南昆、成貴、鄭太、銀西、石済、海南東環などの高速鉄道で運行開始することになった。これにてより、時速160−350キロの復興号シリーズのすべてが使用される。これは中国の鉄道の科学技術革新が重要な一歩を踏み出し、中国の高速鉄道技術が引き続き世界をリードすることを意味する。
全国の鉄道における復興号の運行規模は現在1036往復にのぼる。累計で安全に8億3600万キロメートル運行しており、旅客を延べ8億2700万人輸送している。復興号は来年、中国大陸のすべての省・直轄市・自治区をカバーする見通し。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年12月21日