新疆ウイグル自治区南部に位置する中国石油タリム油田の21日0時までの年内の石油生産量は600万100トン、天然ガス生産量は301億5900万立方メートルで、石油換算の生産量は計3003万1200トンにのぼっている。これはタリム盆地が全面的に3000万トン級大型油ガス田、300億立方メートル級大型ガスエリアを建設し、中国の油ガス増産の重要な戦略的引継エリアになったことを意味する。
タリム油田は今年に入り、博孜―大北、タリム北油田富満区域という、2カ所の10億トン級集中建設・生産エリアを作った。地下8000メートル以下の深層で豊富な油ガス資源を発見し、133の油ガス井で高生産量油ガスフローを取得し、通年の油ガス生産量が再び記録を更新した。タリム油田の現在までの油ガス生産量は累計で4億トン以上にのぼり、「西気東輸」(西部の天然ガスを東に送るプロジェクト)に2600億立方メートル以上の天然ガスを供給している。同時にタリム盆地をめぐる新疆南部天然ガス利民プロジェクトパイプラインを建設し、新疆南部の5つの地区・自治州に天然ガスを40億立方メートル以上輸送し、430万人以上の各民族に恵みをもたらしている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2020年12月22日