年末年始の消費シーズン 国産品の人気上昇

年末年始の消費シーズン 国産品の人気上昇。今年初めの感染症流行期間、消費者の買い物傾向はコロナの影響で徐々に変化し始めた…

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発信時間:2021-01-01 09:00:00 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

   年末年始、めでたい時期が近づき、各大手ECサイトはセールを行い、消費者の「爆買い」を促している。しかし例年と異なり、世界で新型コロナウイルス流行が続いており、越境ECは物流の影響を受け、消費者もウイルスが空気感染するという現場から海外購入を不安に感じている。

 

 今年初めの感染症流行期間、消費者の買い物傾向はコロナの影響で徐々に変化し始めた。艾媒諮詢(iiMedia Research)が発表した『2020中国コロナ期消費者行為ビッグデータ観測報告』によると、産地傾向に関しては、半数以上が国産品に対するイメージが良くなったと回答し、2~3割が欧米・日韓商品に対するイメージが悪くなったと回答した。中でも、有名国際ブランドは消費者へのサービスが悪く、中国人は海外ブランドに対してより理性的になり、海外ブランドへの盲目的な崇拝を徐々にやめ、コストパフォーマンスが高くアフターサービスが良い同じ機能の国産ブランドを選ぶようになった。

 

 科学技術の進歩と近年のサプライサイド構造性改革の成果に伴い、遅れをとっていた多くの国産ブランドが性能と質の面で国際大手ブランドに並び、さらには上回るまでに発展し、アフターサービスも行き届いている。周知の通り、多くの国際大手ブランドの商品が中国で製造される。近年の国の革新発展の提唱により、国産品の質が向上し、国産品の廉価で丈夫でないとイメージはなくなり、多くの国産家電ブランドが海外で売れている。

 

 今年続いた新型コロナの影響は中国の経済成長にある程度の影響を及ぼしたが、世界的にみると、中国の効果的な公共衛生措置は消費者の自信を回復させた。マッキンゼーの消費者調査によると、中国の消費者の景気回復への楽観度は50%前後で安定している。世界的に見て、中国の消費者はコロナ後に正常な生活に戻ることに最も自信を持っている。人々はより良い生活に憧れ、コロナに押さえつけられた消費意欲が放出された。コロナ流行期間、民族団結と国家強大は感染症に打ち勝ち自信を取り戻す重要な元となり、このような民族の自信は文化の自信につながり、多くの消費者に社会的責任を有する民族ブランドに目を向けさせた。

 

 生産サイドに関して言えば、世界のコロナ禍や輸出減少などの状況下で、企業は流れに乗り、消費者の国産ブランドへの自信回復というチャンスを掴む必要がある。科学技術革新能力を絶えず向上させ、品質管理、アフターサービス向上、商品充実化、便利で丈夫な商品の開発を行えば、消費者の消費の選択肢は増える。さらに、国内大循環を主体に、国内外ダブル循環を相互促進する新たな発展構造に溶け込むことで、より良い発展を実現できる。



「中国網日本語版(チャイナネット)」 2021年1月1日


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