北京は昨年、大気品質の優れた答案を提出した。北京市生態環境局の発表によると、北京の昨年のPM2.5平均濃度は過去最低水準の38µg/m3で、「30+」という国家基準(35µg/m3)との差がさらに縮まり、初の達成に近づいた。同時に昨年は北京の青空の「中身」が豊富になり、1週間のPM2.5の「優良日」は平均6.3日で、通年の「好天」が前年より36日増えた。
清華大学地球システム科学科の張強教授は「19年と20年の排出量の推算結果によると、19−20年の北京の大気主要汚染物排出量の下げ幅は5−20%の間で、うちPM2.5は10%前後となっている。データを見ると、地上の排出量の変化と空の濃度の変化が相互に裏付け合っている」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年1月5日