「中央社」の報道によると、イギリスのジョンソン首相は26日、イギリスの新型コロナウイルスによる死者が10万人を突破し、政府の全ての政策決定に対し「全責任を負う」と述べた。しかし、「できることは全てやった」とも発言した。
イギリス政府が26日に発表したデータによると、イギリスの同日の新型コロナウイルスによる死者は1631人で、累計10万162人になった。イギリスは欧州で最初、世界で5番目に新型コロナによる死者が10万人を超えた国となった。
2021年に入ってから、イギリスの変異種は猛威を振るい、死者数は急増している。ジョンソン首相は同日の記者会見で、「亡くなった全ての人に哀悼の意を表する」と述べた。
ジョンソン首相は、感染率は今もかなり高く、ロックダウンを解除する時期ではないと示した。イングランドは3回目のロックダウンに入り、住民は食料などの必需品の購入、運動、または仕事でやむを得ない場合を除き、外出できない。
感染流行を抑え込むため、イギリスはワクチン接種計画を開始した。最新データによると、これまでに685万人以上が1回目のワクチン接種を行なった。
イギリス保健省のマシュー・ハンコック大臣は、イギリスの公共衛生体系は巨大な圧力を受けているが、新型コロナ感染者の増加は減速しており、実施中の多くの措置の効果が出ている兆しの表れだと話した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年1月27日