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発信時間：2021-02-07 14:20:32 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

　中国インターネット情報センター（CNNIC）が先ほど発表した、第47回「中国インターネット発展状況統計報告書」（以下「報告書」）によると、昨年12月時点の中国のネットユーザー数は昨年3月より8540万人増の9億8900万人で、インターネット普及率が70.4％にのぼった。うちショート動画ユーザー数は8億7300万人で、ネットユーザー全体の88.3％を占めた。

 

　インターネット業界は昨年、新型コロナウイルスの感染への対応、常態化感染対策などにおいて積極的な力を発揮した。中国が世界で唯一経済プラス成長を実現する主要経済体になり、国内総生産（GDP）が初めて100兆元を突破し、順調に脱貧困攻略任務を終えるため重要な貢献を成し遂げた。インターネットは昨年、突如訪れた感染症のなか大きな力を示し、感染予防・抑制狙撃戦で重要な力を発揮した。コロナ禍の中、全国一体化政務サービスプラットフォームは「防疫健康コード」を発給した。申請者は累計9億人弱で、使用回数が400億回を超えた。全国の圧倒的多数の地域の「1コード通行」を支えた。ビッグデータは感染対策と操業再開で大きな力を発揮した。

 

　昨年12月時点の中国のオンライン教育ユーザー数は3億4200万人で、ネットユーザー全体の34.6％を占めた。オンライン医療は2億1500万人で21.7％。インターネットは今後、経済回復促進、社会運行保障、国際感染対策協力などの面でさらに重要な力を発揮する。

 

　近年のインターネットによる貧困扶助活動の掘り下げにも実質的な進展があり、過疎貧困地域のインターネットの普及をけん引した。ネットワークのカバーについて、貧困地域の通信の「最後の1キロ」が解消された。昨年11月時点の中国の貧困村光ファイバー普及率は98％。農村ECについて、832の貧困県のすべてにECが進出した。貧困地域の「インターネット＋新業態・新モデル」の発展を支え、貧困地域の「造血機能(自己発展能力)」を高めた。

 

　中国は2013年より8年連続で世界最大のオンライン小売市場になっている。昨年の中国のオンライン小売額は前年比10.9％増の11兆7600億元。うち実物商品は9億7600万元で、社会消費財小売総額の24.9％を占めた。昨年12月時点の中国のネット通販ユーザー数は7億8200万人で、昨年3月より7215万人増え、ネットユーザー全体の79.1％を占めた。

 

　報告書によると、国内大循環を主体とし、国内・国際の2つの循環が相互促進する新たな発展構造の形成ペースが上がるに伴い、オンライン小売は消費市場の新たな原動力を絶えず育む。消費の「質」「量」のダブル向上を支え、消費の「2つの循環」を促す。国内消費の循環について、オンライン小売は都市部・農村部の消費の循環を刺激する。国内・国際の2つの循環について、越境ECは貿易安定の効果を発揮する。他にもライブ配信が「オンラインPR＋実体消費」のデジタル経済新モデルになり、力強く発展している。ライブコマースはユーザーに好まれるショッピング方法になっており、その商品を購入したことのあるライブコマースユーザーが66.2％にのぼっている。

 

　ショート動画について、昨年12月時点の中国のユーザー数は8億7300万人で、昨年3月より1億人増えネットユーザー全体の88.3％を占めた。丁寧に制作するという理念が近年、オンライン動画業界に徐々に受け入れられ、実行されている。コンテンツの質が大幅に向上している。高品質コンテンツの支えを受け、動画サイトはビジネスモデルの改善を試み始めている。また各種方法により高品質ショート動画コンテンツの制作を奨励している。ショート動画のコンテンツの割合を上げ、アクティブユーザーを増やしている。

 

「中国網日本語版（チャイナネット）」2021年2月6日

 

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