日本厚生労働省と文部科学省が19日に発表した2021年日本大学卒業生内定率のデータによると、2月1日時点で、この春に卒業予定の大学生の内定率は89.5%となり、昨年より2.8%低下した。日本の大学卒業生の内定率が低下したのは10年ぶりとなる。
性別で見ると、男性の内定率は88.1%、女性は91.2%。専門別に見ると、理系が92.1%、文系が88.9%となっている。日本の多くに学校が3月卒業のため、厚生労働省と文部科学省は春に内定率を統計する。
日本メディアによると、近年、日本の大学卒業生の内定率は良好を維持し、「売手市場」と言えたが、新型コロナ流行の影響を受け、多くの日本企業が大規模な募集をやめている。中でも、深刻なダメージを受けた航空業と観光業関連の企業が新たな雇用計画を中止したことが内定率低下の主な要因と考えられる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2021年3月22日