中国鉄建股份有限公司の発表によると、中国が独自に設計・建造する初の国産大型機生産・テスト飛行センターである、中国商飛江西生産・テスト飛行センターが24日に全面的に竣工した。これは中国がすでに科学研究・設計・生産・テスト飛行・交付・運営の比較的整った大型機産業チェーンを形成したことを意味する。
中鉄十八局集団商用機プロジェクト責任者の張明燦氏によると、同センターは江西省南昌航空城の中心エリアにあり、国産機ARJ21の生産・テスト飛行及び運営のサポートなどを主な機能とする。プロジェクトの敷地面積は24万5000平方メートル、建築面積は約4万6000平方メートル。主に交付センター、完成センター、塗装格納庫などの16の建築物と駐機エリアが含まれる。プロジェクトの正式な稼働開始後、毎年約30機の生産能力を交付できる。
同センターの竣工は、国産大型機の商業化運営の早期実現の促進に対して重要な意義を持つ。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年4月25日