民間海洋保護組織「藍蹼生態」の志願者がこのほど、深セン沖で野生のサンゴの広範囲の産卵を観測・記録した。
志願者の1カ月弱の持続的な観察と記録によると、満月が近づく中、深セン沖でヒメエダミドリイシなどのさまざまなサンゴが持続的な産卵を開始した。4月26日(旧暦3月15日)の満月の夜、同海域はヒメエダミドリイシの集中的な排卵を迎えた。サンゴの産卵はサンゴがその遺伝子の多様性と群れの健康を維持するための重要な繁殖手段だ。深セン沖で野生のサンゴの産卵が今回観測されたが、これは同海域の生態環境の好転を意味する。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年5月3日