北京市朝陽区の亮馬河は、人々が避けて通る臭いドブから水が清らかな美しい風景に変わった。
北京市節水弁公室の趙潭主任は「この清らかな水は主に付近の再生水利用施設から補給されている。汚水が処理により宝に変わる。両岸の緑化灌漑も再生水を利用しており、新鮮な水を年間で約38万立方メートル節約している」と述べた。
今年5月9-15日は30回目となる全国都市節水宣伝ウィークだ。
住房・城郷建設部が発表したデータによると、2012-20年の全国都市節水量は453億立方メートルにのぼり、南水北調中線プロジェクトの年間送水量の5倍に相当する。再生水を都市の「第二の水源」にする取り組みで、昨年の全国都市再生水利用量は12年より4倍増の146億立方メートルにのぼり、都市給水量の23.2%を占めた。
昨年末時点で、スポンジ都市建設理念に基づき全国で建設されたプロジェクトは4万件以上で、雨水資源貯蔵能力と総合利用水準を高めた。雨水資源年間利用量は3億5000万トンにのぼっている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年5月18日