国連のグテーレス事務局長は13日、先進国(特にG7)に対して、発展途上国に毎年1000億ドルの気候変動対応資金を提供する約束を果たすよう再び催促した。またこの約束は各国の相互信頼の構築、パリ協定の気候行動目標の達成にとって極めて重要であると強調した。
国連常駐の張軍中国大使はグテーレス氏の意見に賛同し、先進国(特にG7)は現在も1000億ドルの約束を果たしておらず、気候行動目標の達成の大きな妨げになっていると強調・指摘した。これは今年の第26回国連気候変動枠組条約締約国会議(COP26)が直視し解決しなければならない厳かな問題であり、解決されなければすべてが机上の空論になる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年6月15日