広東省深セン市の大鵬新区にある大鵬所城で今月20日、甲胄を身に着けた「明代の兵士」がパトロールし、観光客にマナーある行動を呼び掛けていた。この大鵬所城の歴史的背景に合わせたパトロール活動には、大鵬新区の退役軍人8人がボランティアとして参加し、各観光スポットを鋭い目つきで、足並みを揃え、颯爽と歩いてパトロールを行った。中央テレビ網が報じた。
8人は、マナーに問題のある行為を見つけると、まず最初に両手を組み合わせてお辞儀する古代の礼儀をしてみせてから、言葉で注意を促す。観光地内でマナーに問題のある行為をしている観光客に注意を促すほか、8人は新型コロナウイルス対策の遵守も呼び掛けていた。(編集KN)
「人民網日本語版」2021年6月22日