国家衛生健康委員会が25日に発表したデータによると、今月24日までに、中国で報告された新型コロナウイルスワクチンの接種回数は累計のべ11億2064万3千回に達した。ワクチンを接種した人は6億3千万人を超え、国民全体の接種率はすでに40%に達し、集団免疫の獲得に向けて重要な一歩を踏み出したという。
専門家によると、「中国の国民全体におけるワクチン接種率は40%を超えたが、免疫によるバリアを形成したり集団免疫を獲得したりするにはまだ一定の距離がある。このため免疫のバリアを形成するまで、人々は引き続きマスクをつける、ソーシャルディスタンスを保つ、できるだけ人混みに行かないなどを保護措置を取り、発熱や咳などの症状があればすぐに病院に行かなければならない」という。
今月25日、鍾南山院士は広東省広州市で、「現在、中国製造の常用されているワクチンは新型コロナウイルスのデルタ株にも有効であり、接種すべきだ」と述べた。(編集KS)
「人民網日本語版」2021年6月27日