新型コロナウイルスの感染拡大が今なお世界で続く中、中国は発展途上国をはじめとする100カ国以上に9億回余りのワクチンを供与してきたが、今年はさらに世界各国に20億回分供与することを目指している。中国は、人類運命共同体の理念を堅持し、ワクチンを世界の公共財にするという厳粛な約束を確実に履行し、実際の行動で世界各国のコロナ対策を支援するなど、国際社会から広く称賛されている。
8月26日、メキシコ連邦衛生リスク対策委員会は、中国の製薬大手、中国医薬集団(シノファーム)傘下の北京生物製品研究所が開発した新型コロナワクチンの国内緊急使用を承認した。発表によると、分析・調査の結果、関連部門はこのワクチンが品質、安全性、有効性の要件を満たしていると判断した。
8月23日、中国がカンボジアに供与した50万回分のワクチンがカンボジアの首都プノンペンに到着した。同国のティア・バニュ副首相兼国防大臣は、ワクチン接種は、カンボジア政府のコロナ対策にとって重要な戦略となるもので、中国の無私の支援は我が国民の命と安全をしっかりと守ることになると語った。同日、贈呈式が行われ、中国紅十字社からカンボジア赤十字社へワクチン10万本分が寄贈された。
8月23日、中国政府がエチオピアに援助したワクチンの第3陣が首都アディスアベバに到着した。エチオピアのゲタフン・メクリア教育大臣は、国内では、教員70万人と学生2700万人がワクチン接種を緊急に必要としており、中国からワクチンが供与されたことで、彼らに強い免疫の壁が構築されると評価した。
8月20日、中国がトーゴに援助したワクチンの第2陣が首都ロメに到着した。トーゴのミジヤワ保健大臣は、中国から短期間にワクチン2陣分が供与されたことについて、今なおコロナが猛威を振るう中、多くの関係者に「時宜にかなった雨」を降らせたと謝意を示した。