10月13日、中国がラオスに援助した第6弾となる新型コロナワクチン100万回分が同国に到着した。ラオスのキーケオ副首相は、「新型コロナ感染症は世界各国の人々の生命と健康を大きく損ない、人々の生活に深刻な影響を及ぼしている。中国は積極的にワクチンの支援を提供し、医療専門家を派遣するとともに、防疫経験を共有、世界のコロナ対策で重要な役割を果たしている。ラオスには現在、新型コロナ第3波が到来しており、中国側は更に100万回分のワクチンを直ちに援助、ラオスの感染症対策に強いエネルギーと確固たる自信を提供した。ラオスの党・政府及び人民はこれに対して心からの感謝を表している」と述べた。

　COVAXファシリティを通じてタンザニアに提供された新型コロナワクチンが、10月4日と8日の2回に分けて同国に到着した。タンザニアのガジマ保健相は、中国政府がタンザニアの防疫対策に貴重な支援を提供したことに感謝を述べた。彼女は「中国のシノファーム製ワクチンの安全性と有効性はWHOとタンザニアの専門家の認可を得ており、中国のワクチンの到来は同国がワクチン接種作業をより早く進めるのに役立つ」と述べた。

   「中国網日本語版（チャイナネット）」2021年10月31日