【新華社北京11月21日】中国国家衛生健康委員会は21日、31省・自治区・直轄市と新疆生産建設兵団から20日に報告を受けた新型コロナウイルスの新規感染者(無症状感染者除く)が17人だったと発表した。市中感染症例は4人(遼寧省3人、雲南省1人)で、残り13人は海外で感染したと思われる輸入症例(上海市3人、広東省3人、江蘇省2人、雲南省2人、北京市1人、天津市1人、広西チワン族自治区1人)だった。輸入症例の1人(広東省)は無症状から発症が確認された。
新たな死者は確認されず、感染の疑いがある患者は1人(上海市での輸入症例)増えた。新たに退院した人は77人で、経過観察が解除された濃厚接触者は4384人だった。
21日午前0時時点の中国本土の感染者数は1098人(12人は重症)。うち輸入症例患者は383人(1人は重症)で、感染の疑いがある患者は3人だった。輸入症例の累計感染者数は9997人で、9614人が既に退院している。輸入症例での死者は確認されていない。
20日に新たに確認された無症状感染者は8人(いずれも輸入症例)だった。同日確定診断された感染者は1人(輸入症例)で、経過観察が解除されたのは15人(うち輸入症例13人)だった。現在、経過観察を受けている無症状感染者は479人(うち輸入症例339人)となっている。
21日午前0時時点の中国本土の累計感染者数は9万8467人で、退院者は9万2733人、死者は4636人。特定された濃厚接触者は累計130万1951人で、3万2989人が今も経過観察を受けている。
香港・マカオ・台湾地区からの感染確認報告は累計2万8996人で、内訳は香港特別行政区が1万2399人(退院1万2108人、死者213人)、マカオ特別行政区が77人(退院77人)、台湾地区が1万6520人(退院1万3742人、死者848人)となっている。
「新華網日本語版」2021年11月21日