世界保健機関(WHO)は現地時間7日、新型コロナウイルス感染症の毎週の疫学報告を発表した。それによると、すでに57の国と地域でオミクロン株が確認されており、感染者の大半が渡航関連となっている。過去60日で集められた89万9935件のウイルス遺伝子配列検体のうち99.8%がデルタ株で、オミクロン株は0.1%(713件)だった。WHOは、現在多くの国(特に欧州と米国)で流行しているのは主にデルタ株のままで、現段階ではオミクロン株の世界の感染状況への影響を確定できないと発表した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年12月8日