世界保健機関(WHO)は現地時間14日、新型コロナウイルス関連の定例会見を開いた。WHOの緊急対応責任者であるマイク・ライアン氏は、「新型コロナウイルスの変異株であるオミクロン株は、感染が確認された国において急速に感染拡大し、多くの感染者を出している。数週間後に今回の感染拡大のピークを迎える可能性がある」と述べた。
ライアン氏はまた、「新型コロナウイルスワクチンはオミクロン株にも一定の予防効果を発揮するようだ。WHOは現在、関連する実験データを集め、ワクチンのオミクロン株に対する有効性を理解しようと取り組んでいる」と述べた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年12月15日