新型コロナウイルスの発生から3年目に入ろうとするなか、米国で再び感染拡大している。米ジョンズ・ホプキンス大学の統計データによると、北京時間25日6時21分現在の米国の新型コロナウイルスの感染者は累計で5191万人超、死者は累計で81万人超にのぼっている。約24時間前のデータと比べると、米国の1日の新たな感染者は13万1878人、死者は2419人。さらなる感染拡大を効果的に抑制するため、米国は南部アフリカ及びその他の一部の国からの渡航を制限するなどの感染対策を強化した。
米メディアの報道によると、オミクロン株は22日時点で全米50州及びワシントンDCに広がっている。これは米国で初のオミクロン株感染者が報告されてからわずか約3週間でのことだ。感染者の激増に伴い、全米の半数弱の病院が再び危機に直面している。
ワクチンの迷い、感染対策の不徹底、感染症関連データの統計の不足などが重なり、米国は今後さらに厳しい感染状況を迎えることになる。
世界的な感染拡大の元凶について、智聯智囊咨訊機構と太和智庫は24日、研究報告書「世界的な感染拡大に対する米国の逃れられない責任」を共同で発表した。報告書は、多くのデータと情報によると米国が新型コロナウイルスの「起源国」で、世界における急激な感染拡大を招いた元凶である可能性が最も高いと指摘。さらに米国の政治的な操作は、世界の感染症との戦いを困難にし、深刻な問題を突きつけているとした。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2021年12月26日
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