首都北京から冬季五輪メイン会場に向かうスマート高速列車「復興号」は、「中国の自信」を胸に世界と共に未来に向かう。

　スリム化を支える復興号、「中国の自信」をより効率的に。スマート高速鉄道は寒冷地仕様の動車組（新型高速列車）を採用。車体には環境に優しい分解可能な材料を使用。材料の回収率は75％以上にのぼり、50％が分解可能。スマート動車組の先頭車はさらに空気力学的性能を考慮しており、車体になめらかな流線型のフォルムを採用。列車全体の運行中の空気抵抗を前世代より7.9％減らし、総合的な燃費を10％超改善。材料の運用とデザインを総合的に考慮したことで、列車全体の重量が前世代より約20トン軽くなっており、全面的に燃費が改善された。車掌の手動操縦と比べ、自動運転省エネコントロールアルゴリズムは持続的な最適化と機能更新の余地があり、燃費を最大で10−15％改善。計算によると、1年間の運行で約180万kWhの電力消費を削減できる。

　安全を支える復興号、「中国の自信」をより穏健に。復興号は正確に停車するだけでなく、しっかり停車できる。ATO自動運転システムにより、京張高速鉄道は世界で初めて時速350キロの自動運転を実現。駅からの自動発車、区間の自動運行、駅での自動停車、ドアの自動制御などの機能を持つ。その性能は業界内の安定度指標を大幅に上回る。スマート高速鉄道は減速・制動中の安定性と快適性を保証した。

　素晴らしいを支える復興号、「中国の自信」をより力強く。新型五輪版復興号はスマート走行機能を追加。列車は中国語と英語の放送及び情報表示を提供。ビジネスクラスの旅客スマートインタラクション端末は、高速鉄道エンタメセンター、ワイヤレス投写、車両機能紹介、車両運行情報問い合わせなどのサービスを提供する。冬季五輪の期間中にはさらに五輪生中継サービスを提供できる。スマート動車組の5両車は多機能車両で、メディアワーキングエリアを設置。12台のデスク、国際汎用コンセント、収納可能な小さなテーブルなどを提供。定員は48人。記者に事務環境を提供する。同時に5G高画質五輪生中継を実現し、6チャンネルの4K生中継の能力を持つ。スマート高速列車で全世界の観客に目の離せない競技の画面を提供し、北京冬季五輪・パラリンピックをより素晴らしく、感動的にする。

 「中国網日本語版（チャイナネット）」2022年2月5日