世界の免疫バリケードを共同構築、中国がワクチンで貢献

中国網日本語版  |  2022-02-01

世界の免疫バリケードを共同構築、中国がワクチンで貢献。

タグ:ワクチン

発信時間:2022-02-01 14:14:53 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 新型コロナウイルス変異株の一つであるオミクロン株が世界へ急速に拡散し、多くの国が厳しい感染状況にある中、ワクチンの十分な供給と公平な分配が急務となっている。残念なことに、世界のワクチン生産量と接種率は増えたが、先進国と途上国の「免疫格差」は拡大している。


 中国は2021年、ワクチン提供を中心とする感染症対策協力の後半を開始した。同年12月26日時点で、中国は120以上の国や国際機関に20億回分以上のワクチンを提供し、国外へワクチンを最も多く提供する国となっている。中国製ワクチンは山と海を越えて、世界の公衆衛生の維持と人類の免疫バリケードの共同構築に貢献している。


 世界で使用されている新型コロナワクチンの2本に1本は「中国製」だ。発展途上国を中心に多くの国がワクチンの大部分を中国から調達している。セネガルの首都ダカールで2021年11月末に開催された第8回中国・アフリカ協力フォーラム(FOCAC)閣僚会議の開会式で、中国はアフリカにさらに10億回分のワクチンを提供し、うち6億回分を無償で、4億回分を中国企業とアフリカ諸国との共同生産で提供することによって、2022年までにアフリカ人口の60%にワクチンを接種するというアフリカ連合(AU)の目標達成を後押しすると発表した。


 モザンビークは同会議の開催後に新たなワクチン援助を受ける最初の国の一つだ。昨年12月に中国国薬集団のワクチンが同国に運ばれた。チアゴ保健相はワクチンの引き渡し式で、モザンビークでは感染、入院、死亡の症例が毎日増える新たな感染流行の圧力に直面しており、中国からのワクチン援助はワクチン接種を加速するために「ちょうど良いタイミング」だったと述べた。


 中国が援助するワクチンはジンバブエにも届けられる。ジンバブエのムナンガグワ大統領は12月12日のビデオスピーチで、ジンバブエに対するワクチン援助は有言実行という中国の姿勢を示していると話した。中国の大きな援助によって、ジンバブエを含むアフリカ諸国や他の発展途上国が予防効果のあるワクチンを手に入れられるとしている。


 中国製ワクチンは中南米の国々でも使われている。エルサルバドルのフランシスコ・アラビ保健相は『新華社』記者の取材に対し、世界的なワクチン不足を背景に、同国が2022年にワクチン問題に直面すると考えていたと説明。こうした中、中国がワクチン供給の難題を解決するための行動を起こしていると評価した。


 「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年2月1日




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