(撮影・新華社記者鞠焕宗)
7日午前、スケルトン男子選手が国家ボブスレー・スノーモービルセンターで公式練習を行った。ネットで話題になっている「寒くないのか」ということについて、クランプトン選手は「ここ数日は練習で忙しく、ネットをあまり見ていない。正直に言うと手が冷たい。旗を持つ手がとても冷えた。そのほかは時間も長くなく、問題ない」と話した。
クランプトン選手は、開幕式で身につけた藁のスカートとアクセサリーは全て伝統衣装で、ペキン冬季オリンピックを通して文化と情熱を示したいと思ったと述べた。
北京冬季オリンピックの開幕式は非常に素晴らしかったと話すクランプトン選手は、出番を待っている間の前半部分を見られなかったが、部屋に帰ってすぐにテレビで見たという。「本当に美しく、忘れられない」と話した。
クランプトン選手は中国内外の観客が関心を持ってくれたことに感謝し、パフォーマンスで恩返ししたいとした。2回目の公式練習終了後、彼は冬季オリンピック村に戻った。
クランプトン選手は豊富な経歴を持っている。現在36歳の彼はケニアの首都ナイロビで生まれ、米ユタ州パークシティに暮らし、過去にスイス、ジンバブエ、オーストラリアでも生活していた。
彼は自身のサイトで、ハワイ諸島が自分にとって一番故郷のような感覚だと率直に述べている。2019年、クランプトン選手はアメリカ領サモアがハワイと関係のある人から人気があることを知り、(アメリカ領サモアの)代表になる機会を手にしたという。
自身のサイトで、クランプトン選手はアスリート、モデル、カメラマンを自称している。彼は正真正銘の複数の肩書きを持つ青年で、スケルトン以外にラグビー、ホッケー、陸上、スカッシュ、スキーもしている。2021年、彼は東京オリンピック男子100メートルにも出場した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年2月8日