国際オリンピック委員会(IOC)のクリストフ・デュビ五輪統括部長は13日、新華社の取材に対して、北京冬季五輪の準備と開催は期待以上だったと述べた。
デュビ氏は北京冬季五輪の招致期間であった2015年に、IOC評価委員会に随行し中国を視察した。デュビ氏は当時を振り返り、「当時は3カ所で冬季五輪を開催すると聞いた。北京ゾーンの大半が2008年五輪会場を使い、張家口ゾーンも既存の会場を使用し、延慶ゾーンだけ新たな会場を建設する。これは信じがたい計画だと感じた」と述べた。
「私は当時、中国がこれほど素晴らしくでき、これほど多くのイノベーションを導入するとは思わなかった。本大会向けに研究開発されたCO2冷媒はこれまでの冷媒よりも優れている。一部の報道や非政府組織から知った情報によると、延慶ゾーンの高山における(グリーンで環境に優しい)取り組みは、多くの伝統的なウィンタースポーツ国に今後の新たな基準を打ち立てた。これらのイノベーションは本当に期待以上だった。組織委員会は本当に称賛に値する」
「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年2月14日