バブル方式の管理下では、北京の現地人のリアルな生活を体験できないのだろうか。国際オリンピック委員会(IOC)のクリストフ・デュビ五輪統括部長は13日に新華社の取材を受けた際、「これはコロナ下の五輪であり、最重要の目標は安全だ」と述べた。
感染対策を背景とし、北京冬季五輪はバブル方式の管理を実施し、完全に社会から切り離される。デュビ氏は、「バブル方式の管理は、バブル内外の人々をみんな安全にするという目標のためだ。オミクロン株が世界で猛威を振るうなか、バブル方式の五輪を開催し、かつすべての人を安全にするのは極めて複雑なことだ。バブル内では一連の厳しい措置を講じたが、そのすべてが安全な開催のためだ」と述べた。
海外メディアが、バブル内では北京の現地人のリアルな生活を体験できないと伝えていることについて、デュビ氏は「これはコロナ下の五輪であり、最重要の目標は安全だ。しかし同時に、バブル内で現地人、ボランティア、スタッフ、技術人員などと交流できる」と率直に語った。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年2月14日