国家衛生健康委員会などの6部門がこのほど、「ホームドクターの契約サービスの高品質発展の促進に関する指導意見」を共同で通達した。
同意見は、サービスの質と契約者の充足感・満足度の保証を前提とし、契約サービスの普及率を一歩ずつ積極的に拡大し、ホームドクターを健康の門番とするホームドクター制度を徐々に構築するとした。各地は今年より既存のサービス水準を踏まえた上で、全対象グループ及び重点対象グループの契約サービスの普及率を毎年1−3ポイント引き上げ、2035年までに75%以上とする。家庭のフルカバーをほぼ実現し、重点対象グループの契約サービスの普及率を85%以上とし、満足度を85%前後とする。
同意見は、契約サービス料金の内訳を明確にし、かつ契約サービス料金の医療保険基金、基本公衆衛生サービス経費、契約者の個人負担といった分担を強調した。かつ原則的に契約サービス提供者の報酬に契約サービス料金の7割以上を充て、ホームドクターの積極性を高めるとした。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年3月17日