先週土曜日、中国の第1回全国読書大会で発表された「2021年度中国デジタル読書報告書」によると、電子書籍市場の拡大に伴い高品質作品が次々と発表され、中国のデジタル読書業界が力強い成長を迎えている。Z世代が中国のデジタル読書市場を主導している。仏サイト「Actualitte」が伝えた。
中国のデジタル読者のうち、年齢が19−25歳の人が45%を占めており、18歳以下は約27%となっている。そのため約5億600万人の中国デジタル読者のうち72%がZ世代ということになる。中国のデジタル読書産業は大きな成功を手にしたと言える。
デジタル読書市場規模は415億7000万元にのぼり、成長率は18.23%。2020年の中国デジタル読書市場規模は352億元だった。新型コロナウイルスは、中国人の読書方法の変化を加速させた。デジタル読書ユーザーは2020年に4億9400万人に達した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年4月27日