米紙「ワシントン・ポスト」の報道によると、ワシントンDC付近の大型ショッピングセンターが現地時間18日、銃撃事件により一時閉鎖された。
米テキサス州サンアントニオで同日夜、犯人が車でバーベーキューを行っていた家庭に銃撃し、2人の死者と5人の負傷者が出た。警察によると、銃撃事件発生当時は屋内に子供が6人いたが、幸いにも負傷しなかったという。
米紙「ニューヨーク・タイムズ」によると、現地時間19日未明にニューヨーク市クイーンズ区のレストランの外で銃撃事件が発生し、1人が死亡し2人が負傷した。ラスベガスの街でも同日銃撃事件が発生し、1人が死亡し1人が負傷した。
同日夜、米首都ワシントンで銃撃事件が発生し、15歳の少年1人が死亡した。負傷者は警官1人を含め3人。
非営利組織「ガン・バイオレンス・アーカイブ」のウェブサイトで発表された情報によると、6月18、19日の土日に米国で約220件の銃撃事件が発生し、約90人が死亡した。
ところがこれは米国で最近発生した最も恐ろしい「血塗られた土日」ではない。6月には米国で銃撃事件が相次いでいる。先週の土日には米国で少なくとも7件の大規模銃撃事件が発生し、少なくとも5人が死亡し27人が負傷した。
6月の最初の土日に米国で発生した銃撃事件は4件で、少なくとも10人が死亡し20人以上が負傷した。
別の「ガン・バイオレンス・アーカイブ」のデータによると、現地時間15日までの年内に、米国の銃撃による死者は1万9841人にのぼっている。うち未成年者は752人で、他にも1万6799人の負傷者が出ている。
米CNNは、「この流れが続けば、今年の大規模銃撃事件の件数は昨年を上回り、記録開始以降で最悪の一年になる可能性が高い」と伝えた。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年6月21日
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