米ニューヨークの保健部門は、1人目となる未成年のサル痘感染者を報告した。米紙「ザ・ヒル」が21日、伝えた。
米国で最近、サル痘の感染者が増え続けている。米国疾病予防管理センター(CDC)の最新データによると、全米で確認されているサル痘感染者は1万4115人。8月17日現在のニューヨーク州(ニューヨーク市を除く)の192人の感染者のうち18歳以下は1人。
米国で初めて児童のサル痘感染者(2人)が報告されたのは7月下旬。CDCの当局者によると、家庭内で感染した可能性があるという。
CDCはこれまで、サル痘ウイルスは主に長時間の皮膚の接触により感染すると説明していた。感染者と同じシーツやタオルなどを共用しても感染する。現状を見ると、症状は主に赤い発疹で、風邪のような症状が出る感染者もいる。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年8月22日