香港メディア:中国語は世界が未来を探る鍵

中国網日本語版  |  2022-10-25

香港メディア:中国語は世界が未来を探る鍵。最も意外なのは、中国語で執筆活動をする外国人が増えたことである。文学創作の世界に進出した外国人もおり、北京で生活するペルー人作家のモリーリョ氏は中国語の小説『理想情人』を出版し注目を集めた…

タグ:中国語 文化 文学創作

発信時間:2022-10-25 09:55:46 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 米国の有名な投資家でクォンタム・ファンド創始者のジム・ロジャース氏の2人の子供は幼い頃から中国語を学び流暢な標準語を話し、書道をし、周杰倫の『龍巻風』も歌う中国通である。ロジャース氏は、2人に中国語を習得させたことは彼の生涯で最高の投資だと誇らしげに話している。彼は、中国は世界の未来であり、中国語は未来を切り開く鍵だと話す。香港の『亞洲週刊』が伝えた。

 

 彼は娘を中国に連れて行くたびにステージに立たせ、テレビ番組に出演させ、娘が唐詩を暗記し、早口言葉を話しているのを見ると観客は驚く。人形のような見た目の2人は「中国人より中国人らしい」。

 

 これは世界が、中国がこの20~30年で勢いよく発展し、特にこの10年で急速に台頭していることに驚いているためである。米国は中国を制圧しているが、米国の投資界は中国で金儲けをし、ロジャース氏やレイ・ダリオ氏、ウォーレン・バフェット氏らは中国で大量の投資をしている。資本に祖国はなく、政治とイデオロギーの境を越え、チャンスがある場所に投資家がいる。

 

 投資家の背後には言葉がある。中国の文化と歴史を深く知るには、この世界で唯一歴史が途絶えたことのない文明国がどのように革新を活気づけたかを深く知る必要がある。中国語は世界で勢いのある言葉になり、米国、欧州、日本、韓国で中国語ブームが起きている。

 

 最も意外なのは、中国語で執筆活動をする外国人が増えたことである。文学創作の世界に進出した外国人もおり、北京で生活するペルー人作家のモリーリョ氏は中国語の小説『理想情人』を出版し注目を集めた。

 


 これは、英語圏に英語が母国語でない作家が多く現れ、英語文学から別の世界に飛び出したのと似ている。彼らは「違う角度」から文化の世界を越えた物語を書き、母国語作家に見えない風景を描いている。次世代の「外国人」も中国語でインスピレーションを表現し、文化が激しく揺れ動く新しい世界を発見することができる。


 「中国網日本語版(チャイナネット)」2022年10月25日

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