シンガポールのマンダイ・ワイルドライフ・グループによると、シンガポール本土で初めて生まれたパンダの「叻叻」(ラーラー)は16日晩、シンガポール航空の航空機で中国成都に出発した。飛行時間は4時間30分を予定している。
飼育員や獣医師らが同行し、竹や果物などの食べ物を乗せて飛行。機内の温度は15度前後に設定し、「叻叻」が生活していたシンガポールのリバーサファリ温度に近い。
「叻叻」は2021年8月に生まれた。父親の「凱凱」(カイカイ)と母親の「嘉嘉」(ジャアジャア)は2012年に中国からシンガポールに渡った。名前の「叻」はシンガポールの旧称「石叻」から来ており、「楽」と同音で楽しいという意味もある。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年1月17日
![]() |
![]() |
![]() |