第19回20カ国・地域首脳会議(G20サミット)が18、19の両日、ブラジルのリオデジャネイロで開催された。中国外交部の華春瑩副部長は海外のSNSで、サミットに出席した首脳の集合写真を投稿した。あるネットユーザーは、G20のおなじみの集合写真にバイデン米大統領の姿がないことに気づいた。
米ブルームバーグの報道によると、バイデン氏以外にもカナダのトルドー首相とイタリアのメローニ首相も撮影に加わらなかった。英紙「ガーディアン」は、バイデン氏が大統領としてG20サミットに出席するのは最後だが、撮影のチャンスを逃したと伝えた。
それではバイデン氏は当時、どこに行っていたのだろうか。
AFP通信によると、米当局者は本件を「裏方のせい」としている。ある米当局者によると、撮影が早すぎ、バイデン氏とトルドー氏は会談を終えたばかりで会場に向かう途中だったという。主催者側は、バイデン氏たちは「遅刻した」と発表した。
「ガーディアン」は、バイデン氏とトルドー氏は同時に撮影現場に到着したが、時すでに遅しだったと伝えた。AP通信によると、撮影は当時すでに終わっており、バイデン氏とトルドー氏は現場で立ち見したという。
しかしこれらの報道は、メローニ氏が現れなかった理由について言及していない。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年11月20日