中国は現在、38カ国に一方的なビザ免除措置を講じており、157カ国及び地域と各種パスポートのビザ相互免除協定を締結している。
1日の情報によると、ビザ免除措置のボーナスが持続的に引き出され、中国と海外の経済・文化・人員交流に大きなチャンスをもたらしている。上海辺検総駅の同日の発表によると、年内に上海口岸(通関地)から入境した外国人数は400万人以上と、前年同期(2023年1月1日から23年11月30日)の2倍にのぼっている。入境外国人数で全国の空港口岸をリードしている。
統計によると、ビザ免除で入境した外国人数は前年同期の4.8倍の137万7000人で、144時間トランジットビザ免除は同2.4倍の4万人。ビザ免除国のうち訪中客トップ5の国はマレーシア、タイ、シンガポール、ドイツ、フランス。ビザ免除措置により「China Travel(中国旅行)」が持続的に活況を呈し、ビジネス関係者の越境往来を促し、その利便性を高めた。
ビザ免除措置のボーナスの持続的な引き出しを受け、上海辺検総駅は中国および海外の旅客の通関体験をさらに改善するため、空港口岸で真っ先に「外国人入境カード」電子記入端末を研究開発し、使用開始した。情報収集を最適化し、通関効率をさらに高めた。また国家移民管理局の手配に基づき、クルーズ船で入境する外国籍旅客の指紋生物情報収集を免除し、同一航程のクルーズ船で入出境する旅客の入出境スタンプの押印を免除し、外国人入境カードの記入を免除した。インバウンド客の検査・検査待ち時間をさらに短縮した。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年12月2日