「ゲーム業界のオスカー」と呼ばれるザ・ゲームアワード（TGA）で、「黒神話：悟空」は中国のゲーム史上で多くの「ゼロのブレイクスルー」を達成した。「Best Action Game」「Best Art Direction」「Best Game Direction」「Game of the Year」の4部門にノミネートされ、「Best Action Game」と「Player's Voice」を受賞した。中国AAAタイトルが世界の舞台に上がり、それも舞台の中央に立ったのは初めてで、全世界のその他の優秀作品と競った。「黒神話：悟空」は多くの面で世界のプレイヤーから尊重され、認められた。国産ゲームの海外進出の空白が埋められた。

中国の多くの面で「ゼロのブレイクスルー」と「史上初」が見られるが、これは偶然ではない。タクラマカン砂漠の「鎖辺固沙」プロジェクトの接合が成功し、「死の海」に「緑のスカーフ」を巻いた。中国が新時代の中国の砂漠化対処の新たな奇跡を起こせたのは、40年に渡る弛まぬ努力のおかげだ。中国は脱貧困攻略戦で勝利を収めたが、これも中国人の取り組みの決意と忍耐力を証明した。世界から見られることで、より多くの世界的意義を備える中国のエピソードが増えている。

海外は異なる切り口から中国という国の全体的な姿を目にしている。宇宙探査といった先端技術についても、もしくは貧困対策や砂漠化対処といった民生分野についても、あるいはゲームやショートドラマの海外進出といった文化についても、中国は全面的かつ多元的に発展の限界を広げている。中国は一部の分野で小さく前進中だが、別の分野では量の変化の持続的な蓄積を経ることで質の飛躍を形成している。広く注目を浴びるものがあれば余り知られていないものもあるが、これらの異なる切り口はゆっくりと壮大なる絵を描いている。これはますます良く発展する中国の完全な姿をはっきり示すだろう。

「中国網日本語版（チャイナネット）」2024年12月16日