トランジットビザなしでの滞在期間が144時間から240時間に延長という情報は17日、たちまちネット上の話題となった。72・144時間のトランジットビザ免除政策は17日より、過去のものとなる。政策が適用される口岸(通関地)は39から60に増加。政策が適用される人は認められたエリア内で、省跨ぎで旅行できる。
海外のネットユーザーは急な政策に喜びを示している。イタリアのネットユーザーは「外国人が去り難くなることを知っての延長だ」と、ベトナムのネットユーザーは「開放的な中国はより多くの人から歓迎される」とコメントした。海外の多くのネットユーザーは、時間にさらに余裕ができたため中国を訪れる予定だとした。
韓国のネット上で流行中の「金曜日に退勤後、中国を訪問」というホットワードは17日、外交部定例会見での質問内容になった。外交部の林剣報道官は、外国人が引き続き中国を訪問することを歓迎すると述べた。
訪中ビザ免除政策にはどのような利点があるのだろうか。まず、文化観光、飲食、宿泊、小売の消費をけん引し、航空業の成長と回復を促す。次に、人と人の交流を増やし、海外からビジネス関係者と人材を招く。それから、西側メディア及び政界の反中言論を打破し、真実の活力ある中国のエピソードを多くの外国人に語る。
中国を旅行する海外の配信者の多くが、有名観光地巡りからディープな観光に変わっている。北京、上海、広州、深センから、昆明、成都、重慶、新疆を訪れている。有名スポットやニッチなスポット、高級レストランでや街のB級グルメ、夜の街の安全性や農村の貧困ぶりの観察など、配信者たちは好奇心を持って中国を旅している。また中国人の親しみやすさ、中国文化の魅力、中国の積極的な発展の細部を実感している。彼らの動画と写真を見た海外のネットユーザーは、真実の中国を理解する。誰もが、西側メディアで見ていた中国とは異なると認めるだろう。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2024年12月20日
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