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中国を経験し、中国を恐れなくなった=米作家

中国網日本語版  |  2025-03-14

中国を経験し、中国を恐れなくなった=米作家。

タグ:作家 上海 現代化 鉄道 インフラ

発信時間:2025-03-14 15:26:00 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

米サイト「CODEPINK」は12日、作家ジュリー・イーサン氏の「中国と平和的に共存」と題した記事を掲載した。要旨は下記の通り。

筆者は昨年11月、12日間の中国旅行を開始した。深センを出発し上海を経由し北京に到着した。初の海外旅行前、私は不安に駆られた。米国人として、心の中で常に「中国に警戒を保て」という声が響いたが、よく考えても具体的に何を恐れているのか分からなかった。最後にある粘り強い友人の働きかけにより「平和の使者」訪問団に加わり、千載一遇のチャンスにより中国を訪れることになった。

上海で高層ビル群に驚かされ、時速300キロ以上の高速鉄道で北京に向かうと、中国が科学技術、交通、インフラの面で米国を追い抜いたと実感できた。この発展ペースは驚きだ。鉄道の乗車と博物館の見学ではパスポートをスキャンする必要があるが、この身元確認により私はいっそう安心した。中国のニュースに注目し、指導層の国際協力及び世界平和の願いに関する記事を読めば、米政府はなぜいつも「対中戦争」を喧伝するのかと困惑せざるを得ないだろう。

上海ではメディア関係者のケヴィン・ペン氏と対話し、多くの啓発を受けた。この米国で5年間生活した編集者は、ウォルマートの棚の「中国製」から米政府による責任転嫁の政治まで、米国の世論における深層論理を分析した。

ジュリー氏:米国で中国に関するネガティブな話が氾濫しているのはなぜか。

ケヴィン氏:グローバル資本は中米貿易で最大の利益を手にする。彼らは中間業者であり、共和党と民主党を裏から支えるパトロンでもある。経済が繁栄していれば、米国の庶民は体面ある生活を維持できる。しかし2008年のリーマン・ショックと新型コロナはこのバランスを打破した。今や日用品でさえ家計の負担になっている。真の搾取者は中間の利益集団だが、人々は「中国が仕事を奪った」というデマの方を信じやすい。

ジュリー氏:そのため米国はスケープゴートが必要だと?

ケヴィン氏:中国政府は民生改善、産業高度化、現代化インフラ整備による内需サポートに取り組んでいる。その一方で米国は9.11以降にアフガンの泥沼にはまり、2003年にイラク戦争を発動した。今やまたウクライナとイスラエルに武器を輸送し、選挙政治で数十億の資金を費やしているが、国民皆保険さえ実現できていない。

ジュリー氏:多くの人は米国の戦争経済の本質を見て取れない。軍は納税者から提供される医療、訓練、住宅、教育の福利を手にするが、これらの民生サポートは一般人とは無縁だ。ウォール街の貪婪が生産能力過剰を生む中、人々は苦しい結果を受け入れるしかなく、同時に扇動を受け中国に怒りを向け、軍に民意の支持を集める。

ケヴィン氏:これは平和を愛する米国の若者の命を使った中国との駆け引きだ。

ジュリー氏:平和を愛する中国人への危害については言うまでもない。私が接する中国人はみな親切で、米国との平和的な共存を願っている。米政府は意図的に対立を作る。猜疑心こそが他者を傷つけるための通行証だからだ。

これは私が自ら中国を経験しようとした理由だ。私は同胞に、真の中国を見れば恐れはたちどころに消える、中国の成果に喝采を送るべきと伝えたい。

開放的な心で多極化する世界を受け入れるべき時が来た。この新たな秩序において、各国は独特な資源を捧げ、全人類で平和的な発展を共有する。中国と肩を並べて前進し、共に発展しようではないか。

「中国網日本語版(チャイナネット)」2025年3月13日

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