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japanese.china.org.cn |27. 03. 2025 | ![]() |
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中国の老舗、伝統と革新で新たな活力を引き出す
25日に四川省成都市で開催された第112回全国糖酒商品交易会の中華老字号特別エリアの展示ブース前で、出展業者が交流した。新華社記者・張海磊撮影
腐乳(豆腐に麹をつけ、塩水中で発酵させた中国食品)は必ずしょっぱいのだろうか。356年の歴史を持つ中華老字号(老舗店)の王致和は若者向けにパイナップル腐乳を発売した。ねっとりしほのかに甘い味わいで消費者の舌に新たな体験をもたらし、全国糖酒商品交易会で脚光を浴びた。
1955年に始まる全国糖酒商品交易会は、中国食品業界の「風見鶏」と呼ばれる。25日に四川省成都市で開催された第112回全国糖酒商品交易会の中華老字号特別エリアで、多くの人に知られる老字号ブランドが新商品をお披露目した。
山東省の老字号である徳州扒鶏の展示ブース前が大混雑した。広東省の老字号ブランドの鷹金銭は無糖茶や亀苓膏(亀ゼリー)を展示した。黒竜江省の老字号の哈肉連による減塩・低脂肪ソーセージから美味しそうな匂いが漂った。展示現場では、コラボ、オンライン化、イメージキャラクターなどを通じ、さまざまな「古い看板」が「新たな手段」により、人々の独特な記憶を呼び覚ました。
北京老字号協会の孫月婷副会長兼秘書長は、「老字号は代々続く独特な商品と技術を持つ。中華優秀伝統文化の中身と、ブランドの高い認知度が鮮明だ。今回は北京の15の老字号が集団で出展した」と説明した。
中国は近年、老字号の革新的な発展への支援をさらに強化している。最新の統計によると、商務部などの部門から共同で認定された中華老字号は1455で、平均「年齢」は約140歳。32業界に跨がり、6割以上が食品、外食、小売などに分布。
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