2025年「環太平洋生命安全指数」がオーストラリアで発表

社会的側面は、「邦交の和」の理念を体現し、社会構造、政治秩序、公共ガバナンスが生命安全に与える影響を反映している。評価項目には、平和度、テロ対策、治安状況、そして国民の安全感などが含まれる。2025年の社会側面スコアは顕著な改善傾向を示し、平均値は13.16点となった。これは2024年の12.96点を上回る結果となったものの、2023年の14.33点には依然として届かない水準である。

社会側面のランキングでは、第1位は中国（19.81点）、第2位はシンガポール（18.41点）、第3位は日本（17.47点）、第4位は韓国（17.3点）、第5位はタイ（17.25点）、第6位はブルネイ（16.81点）、第7位はベトナム（16.25点）、第8位はオーストラリア（15.41点）、第9位はフィリピン（15.31点）、第10位はカナダ（15.2点）である。上位10か国のうち、オセアニアが1か国、アジアが８か国を占めている。下位10か国は主にオセアニアで構成されている。中国は2年連続で首位を維持し、2024年の19.68点から2025年の19.81点へと増加した。