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北京の耕地で保護性の耕作を全面実施
発信時間: 2008-06-25 | チャイナネット

かつて「三夏」(三夏とは、夏の取り入れ、夏の種まき、夏の田植えのこと)の時には、北京郊外の農民たちは畑で麦わらを燃やしていたので、その煙が四方八方に広がったものだ。現在では、「わらを細かく切って畑に戻す」ことや「わらを拾い集めて束ねる」などの保護性の耕作方式を取り入れるようになり、北京市の空気の質と農業の生態環境は大きく改善された。農業部の話では、3年間、それらを行うことで、北京市の9つの区や県の100あまりの町村ですでに保護性の耕作面積が212万ムー(約14.13万ヘクタール)になり、面積全体での応用率は80%に達したとのことだ。

保護性の耕作とは、耕作を少なくし(農業節水面での措置)、耕地を作物の残り株で覆うことを主とする現代耕作技術のことで、それにより田畑が風や水により侵食されることを守り、土壌と環境を保護できるだけでなく、干ばつ時の農業生産量を高めることができる。

「人民網日本語版」 2008年6月24日

 

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