中国は05年に初めて、調和の取れた世界を構築するという理念を打ち出した。中国は平等互恵を基礎に、アフリカとの経済貿易関係を積極的に発展させており、自国の発展モデルを他国に押しつけることはない。「外交が経済を促す」と「人民のための外交」、という考え方がすでに中国の「新しい外交」の象徴となっている。効果的な措置を講じることで、海外にいる中国公民の安全を保護している。また、外交公文書の大半を段階的に公開している。国防の近代化にも力を入れており、宇宙空間実験を行い、関連する国際協定に基づいて少量の武器を輸出しているほか、他国と合同軍事演習を実施しているが、これが他国への軍事的脅威となることはない。 |