ロンドン五輪体操 海外選手の活躍で「中国の一人勝ち」に危機

ロンドン五輪体操 海外選手の活躍で「中国の一人勝ち」に危機。 中国は北京五輪の体操で金メダルを9つ獲得した体操王国であるが、その支配的な地位がロンドン五輪で覆されることになりそうだ。米国、日本、ロシア、ルーマニア等の強豪が4年間で進化を遂げ…

タグ: 北京五輪,体操,金メダル,体操王国,ライバル

発信時間: 2012-07-12 14:34:26 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

ロシアは北京五輪で体操の金メダルを獲得できなかったが、ロンドン五輪では怪我から復帰したばかりの「天才少女」アリヤ・ムスタフィナが、スベトラーナ・ホルキナの後継者となり、世界選手権の段違い平行棒で金メダルを獲得したビクトリア・コモワ等と参戦する。アリヤ・ムスタフィナは2010年の世界大会で活躍し、平均台を除く全種目で金・銀メダルを獲得したが、怪我の具合に不安が残る。ビクトリア・コモワは、段違い平行棒で中国の何可欣とメダルを競うが、ベテランの何可欣はすでにピークを過ぎたとされている。

ルーマニアの体操チームは低迷期を経たが、名コーチのベラ・カロリーの手により復活を果たした。先ほどヨーロッパで開催された世界選手権において、ベテラン選手のカタリナ・ポノルとサンドラ・イズバサ、「超新星」と称されるラリサ・アンドレア・ヨルダケ等による女子チームは、アリヤ・ムスタフィナ率いるロシア女子チームから金メダルを奪取し、また金メダル4つ、銀メダル2つの成績でメダル獲得数トップになった。ロンドン五輪においてルーマニアは脇役などではなく、女子団体、平均台、自由演技で中国女子チームを脅かすだろう。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2012年7月12日

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